エーダイナインの鉄道模型たち
手持ちのエーダイナイン(永大・EIDAI)の鉄道模型たちを紹介していこうと思います。
キハ58系(キハ58M・キハ58T・キハ28・キロ28・キロハ28)
エーダイの中では入手難度が低く、オークションでジャンクとかを買い漁っていたら手持ちが14両になっていました。
前面です。左からエーダイ、エーダイ修学旅行色、初期トミー、トミックスです。KATOのは平窓なので並べてません。
さすがにトミックスの最近のものと比べるのはかわいそうですが 初期トミーしかなかった当時はかなりのクオリティだったのではないでしょうか。
エーダイキハ58M
コンデンサーなどが窓から見えています。何両か持っていますが走りは全体的にいいですね。ちなみにT車は車番が異なります。
香港トミーキハ58M
ぎっしり。向こうが全く見えないです。走りはちゃんとしていますがこれはなんとも。香港トミー、前面は悲惨ですが横だけならまぁ許容範囲…………?
トミックスキハ28T
まぁ文句の付け所がないですよね。値段くらい?
エーダイキハ28T
車体はキハ58と共通なので給油口が2つあります。もっとも当時はKATOのキハ28も同じように給油口が2つあったので当時の水準はそんなもの…ここでふと思って香港トミーのキハ28見たら給油口が1つでした。いやそこより大事なところあるでしょうに。
給油口で思い出しましたが前にオークションで「KATOキハ28エラー品!給油口2つ仕様!」みたいな出品があって苦笑したことがあります。下調べ大事。
で
エーダイキロ28帯アリ
グリーンマークありのものも持っているのですがなんか塗装が微妙なのでオリジナル製品か判断しかねて画像上げていません。中間車ということもあり地味なのでキロ28がオークションで一番値段が安いですね。
エーダイキロハ28
四国に1両だけいた半室グリーンの異端車です。限定品とはいえなんでこれを製品化したのか…一時期はプレミアがついてたとか。車内はちゃんとキハ58とキロ28の座席を半分にぶった切って入れてあります。前に分解して見てみたらキハ58用は高さが合わなかったのか厚紙のスペーサーが入ってた記憶。
エーダイキハ58修学旅行色
限定品で作られたものです。3両セットだったようですが1両だけ持ってます。実車は平窓だったのでフリーランスですが少し鮮やかすぎる気も……………
妻面。左からトミックス、エーダイキハ58、初期トミー、エーダイキハ28.
まぁ妻面は大体こんな感じですよね。妻面だけなら初期トミーもだいぶ頑張ってる印象。
屋根。上からエーダイ、香港トミー、エーダイ、トミックス。
実車もこんな感じのつるつる水タンクだったのでまぁいいとして香港トミーは何を参考にしてこの水タンクになったんですかね……………?
キハ55系(キハ55M・キハ55T・キロ25・キハ26)
トミックスのHGが出るまで唯一の製品だったためプレミアがついていました。その名残か今も流通量が少なく、急行色キハ55とキロ25のT車を1両ずつしか持っていません。トミックスの持ってないので他社との比較はできません。
前面と妻面。どちらも同じなので省略してます。エーダイ後期(というか学研引継ぎ後)の製品のため普通に出来がいいと思います。
キハ55の側面。トイレ窓の塗装は前所有者さんによるものと思われます。
キロ25の側面。細かい窓が並んでる感じがいいですね。
キハ40系(キハ40M・キハ40T・キハ47M・キハ47T)
キハ40とキハ47をMT1両ずつ持っています。キハ47にはライト非点灯仕様もあったようです。
前面です。左からキハ47、キハ47、キハ40、キハ40、キハ47、キハ47です。
よく見るとキハ47とキハ40では微妙に顔が違います。あとから発売されたキハ40のほうが顔が似てる気がするので改良されたものと思われます。
キハ40の側面です。私事ですがこのキハ40が私が初めて手にした永大モデルです。確か北海道に行ったときにホビーオフかどこかで手に入れました。よく走ってくれます。
キハ47の側面です。トイレありのみが製品化されています。
EF65 1000番台
色味がおかしい初期製品と色味を直した後の製品を持っています。同社のNゲージの中では唯一のナンバー選択式(シール)です。
右のは明らかに色味がおかしいですよね。社内で誰も気づかなかったんでしょうか……………?
造形自体は悪くないように思いますがなにせKATOのがあったので……………
側面です。台車の色に変更が加えられていることがわかります。初期は真っ黒だったのでもしかしたらエーダイ特有の台車の色は錆色の表現なのかもしれないですね。
動力はそれなりにいいですが新しい方のモーターがいかれてたので色味おかしい方の動力と挿げ替えました。モーターが死んでなければいい感じに走ってくれます。
また、パンタグラフが変更されています。初期製品はなぜか上のほうが黒いパンタグラフでたたむ時にパチッと心地よい音がしますがあまりリアルではありません。一方改良品のほうはたたんだ時はリアルですがバネも何もなくへにゃへにゃな上に線材が非常に細いのですぐ壊れます。というか入手時は壊れてました。バネがないのでポジショニングに苦労します。遊ぶことを考えたら旧製品のほうが扱いやすいですね。
EF60
学研引継ぎ後に発売されたものです。私は貨物色しか持ってません。
後期の製品ということもあり特徴をよくとらえていると思います。それだけに尾灯が少し残念ではありますが……………スカートは前所有者さんの手によってウエザリングされています。
側面です。動力はEF65のものと同じようです。トミーの貨車でも引かせたいですね。
香港トミーしかない時代に出てきたので当時としてはすごい出来だったと思います。なぜか4両も持ってます。
KATO製品(右)との比較。さすがにKATOのと比べるとガラスとかパンタグラフとかスカートとかが見劣りしますが割といい線いってると思うんですよね。
KATO製品(下)のほう碍子一部取れてますが気にしないでください。どちらもいい感じにまとまっているんじゃないでしょうか。実は香港トミーの製品も持ってるのですがここに並べるのはあまりにもかわいそうなうえにパンタ取れてたりするので載せません。
15系客車
オハネ15とスハネフ15がラインナップされていました。トータルセットのスハネフは片方がライト非点灯でしたが単品設定があったかは不明です。出物はあんまりないのですが、お店のデットストック品と思われる新品のスハネフ15が10両入った箱とブルートレイントータルセットを持っているのでスハネフ15が12両とオハネ15が1両というわけのわからない手持ち構成となっています。オハネ15も箱でオークションに出ないかな…………
オハネ15の妻面とスハネフ15の前面です。逆側はめんどくさくて写真撮ってないです(
トミックスの製品が出るまで唯一の製品だったため一時期はプレミアがついていたとか
スハネフ15の側面です。学研引継ぎ後にホイッスルを組み込んだ製品が発売されました。
オハネ15の側面です。寝台側と通路側で窓の大きさが違います。
このほかにDD54タイプがありますがそれは持っていません。またキハ55の準急色等も持っていません。もし入手することがありましたら追加で書こうと思います。
ローカル駅
未組み立てのものを入手しました。トータルセットに入っていたものなので組み立ててしまうと元の箱に入らなくなるので組み立てようか迷っています。階段にすれば金型一つで済むものを4つ(写真では組んでいませんが階段の入口の部分のホームもあるので)も使って作っていたり別パーツで室内の間仕切りを作っていたり。丁寧な作りで好感が持てます。どこかに引き継がれて今も販売していれば普通に売れただろうな……………と思います。
そのほか島式ホーム6箱延長ホーム3箱フィーダー3箱(1箱に12個入ってます)リレーラー10個持ってたりしますが組み立ててないので今回は割愛します。10個入り箱デザインとかも今度公開できたらいいですね。
もしもこのメーカーが今も残っていたら、どんな製品を出していたのでしょうか。個人的にはもうちょっと長く残ってたらキハ23系とかキハ10系とかTOMIXが出す前に出してくれたんじゃないかなって思わなくもないです。見たかったな。
以上私の持っているエーダイナインの鉄道模型たちでした。絶版模型の記事はあまりないのでもっと広まってほしいですね。しなのマイクロもホントに少しだけですが持ってるのでまた今度記事にするかもしれないです。